
たるみはエイジングの兆候のひとつであり、肌の筋繊維の結着力が劣化する事が原因で、皮膚が重みに耐えきれず下がってきます。年齢とともに進行し、放置しておくと自力のケアでは改善が困難になりますが、美容医療ではたるみを食い止め、リフトアップすることが可能です。注射だけですむ手軽な治療法としてはゴールデンリフトが代表的です。金糸を肌の下で交差するように入れる事で肌内部の修復能力を利用してコラーゲン生成を活性化させます。
この方法の利点はたんに肌が持ち上がるだけでなく、埋め込んだ金糸を取り出さない限り効果が永続することです。ヒアルロン酸や幹細胞を含有する血小板の注入を組み合わせることでさらに肌の弾力がまし、ふっくらとした質感に仕上げることが可能です。直接肌に触れずにたるみを解消する方法として先端美容医療として導入されたのが可視光線を利用した電磁波治療です。レーザーやフラッシュのパルス光を照射するだけで、メラニン色素に反応する選択光が働きかけ、細胞の入れ替わりを促します。
また真皮層にまで届いた熱の収縮作用でのびていた筋繊維が縮み、肌が上にあがるのが感じられます。自分の力を利用するので、違和感はなく基礎代謝向上で美肌効果もあるのが利点です。ただ半年から1年ほどの作用になるのでたるみ改善を維持し続けるためには定期的に通う必要があります。高周波照射は肌の水分を刺激し、レーザー光よりさらに内奥まで作用し、即効性があるのが特徴です。
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